昨年9月からウェールズ代表に招集されなかったギャレス・ベイル。度重なる怪我によって、レアル・マドリーでも一貫性あるプレーが出来ていなかった。
しかしこのところは少しずつ調子を上げており、リーガ・エスパニョーラでも出場機会を得ている状況だ。
彼は今週末のジローナ戦を終えれば代表に合流し、チャイナ・カップ(ウルグアイ、チェコ、中国との4か国トーナメント)に向かう。
ウェールズ代表監督を務めているライアン・ギグス氏は記者会見で以下のように話し、ベイルは両試合でプレーさせるつもりだと語った。『Daily Mail』が報じている。
ライアン・ギグス 「レアル・マドリーからは何も要求を受けてはいないよ。
それはなかなか、気の利いたことだね。
私は中国に行ったことがある。もしギャレスがいい感覚を持っていれば、もしフィットしていると感じていれば、両方の試合でプレーすることになるだろう。
誰もが自分たちの最高の選手を求めるものだ。
そして、ギャレスは傑出した選手だ。彼はピッチに光を与えてくれる人物だ。いついかなる時でもね。
私は残りの選手についても同じように見ていくだろう。何が彼らにとってベストなのか。
自分が選手として獲得した最初のトロフィーは、1992年のリーグカップだった。その時はランベローズ・カップだったね。
そういうものが、人を突き動かしてくれる。勝利して、何かを勝ち取りたいという気持ちが欲しい。
他のチームがトロフィーを掲げているのを、ピッチの横で眺めるなんてことは、誰も求めていないのだ。
我々は中国へ行く。勝つためにね。人数を揃えるだけにはしたくないよ」
なお、チャイナ・カップのウルグアイ対チェコは23日、DAZNで放送される予定だ。ウェールズは22日に中国代表と対戦し、26日には3位決定戦あるいは決勝に臨む。