<レスリング>日本が中国を6-4で破り、4大会連続10度目の優勝…女子ワールドカップ・最終日

本部長不在の中、団体世界一を証明した日本チーム=撮影・矢吹建夫

 2018年女子ワールドカップ最終日は3月18日、群馬・高崎アリーナで順位決定戦が行われ、日本と中国による優勝決定戦は日本が6-4で勝ち、4大会連続10度目の優勝を遂げた。

 日本は第1試合で50kg級の入江ゆき(自衛隊)が2016年リオデジャネイロ・オリンピック48kg級3位の孫亜楠(中国)にフォール勝ちし、53kg級の奥野春菜(至学館大)もフォール勝ちで続いた。

 62kg級の川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)が勝った段階で5勝をマーク。続く65kg級の源平彩南(至学館大)が1月のヤリギン国際大会(ロシア)優勝のタン・チュインを6-3で下し、日本の優勝を確定させた。

 3位決定戦はモンゴルが米国を6-4で下した。1位から4位は昨年と同じ順位だった。

 各試合結果は下記の通り。

土性沙羅が負傷した中、チームを支えら川井梨紗子=撮影・保高幸子
チーム6勝目をマーク、優勝を決めた源平彩南=撮影・保高幸子

 星取り表 result

予選1回戦 予選2回戦 予選3回戦 優勝決定戦 


ファイナル

 ▼決勝
日本○[6-4]●中国

 ▼3位決定戦
モンゴル○[6-4]●米国

 ▼5・6位決定戦
カナダ○[5-5(勝ち点24-21)]●ベラルーシ

 ▼7・8位決定戦
ルーマニア○[5-5(勝ち点24-22)]●スウェーデン


【決勝】日本○[6-4]●中国

階級 日  本 試合結果 中  国

50kg 入江ゆき
(自衛隊) ○ フォール、5:14=10-0   Sun, Yanan

53kg 奥野春菜
(至学館大) ○ フォール、1:27=4-0   Ouyang, Junling

55kg 向田真優
(至学館大) ○ Tフォール、4:45=10-0   Xie, Mengyu

57kg 坂上嘉津季
(ALSOK)   Tフォール、3:00=4-15 ○ Rong, Ningning 

59kg 川井友香子
(至学館大) ○ 3-1   Pei, Xingru

62kg 川井梨紗子
(ジャパンビバレッジ) ○ 10-4   Luo, Xiaojuan

65kg 源平彩南
(至学館大) ○ 6-3   Tang, Chuying

68kg 森川美和
(東京・安部学院高)   0-9 ○ Zhou, Feng

72kg 古市雅子
(日 大)   7-10 ○ Han, Yue

76kg 皆川博恵
(クリナップ)   1-7 ○ Zhou, Qian

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