【シネマプレビュー】 「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」 夫婦円満の秘訣は一見の価値あり

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 リウマチで手足が不自由だったが、動物や風景画を優しいタッチで描き続けたカナダの画家、モード・ルイスの半生にアシュリング・ウォルシュ監督が肉薄した。

 カナダの港町。モード(サリー・ホーキンス)は何かと自由を束縛する叔母との2人暮らしに辟易(へきえき)していた。ある日、買い物中の店内で、家政婦募集の広告を貼り出す魚の行商、エベレット(イーサン・ホーク)を見かけ、住み込みで家政婦になろうと思い立つ。

 孤独を好む無骨な夫、エベレットがいかに画家、モードを育て上げたか。ウォルシュ監督が描いた夫婦円満の秘訣(ひけつ)は一見の価値がある。

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