外野手微動だにせず バムガーナーの特大アーチ

日本時間3月19日に行われたロッキーズとのオープン戦で、ジャイアンツ先発のマディソン・バムガーナーが445フィート(約135.6メートル)の特大弾を左中間へ叩き込んだ。あまりにも完璧な一発に、ロッキーズ外野陣は微動だにしなかった。

バムガーナーは6イニングを投げ切って強打のロッキーズ打線をヒット1本、無得点に抑え、7回表の先頭打者として打席に入った。この回から登板したブライアン・ショウはバムガーナーに対して得意のカッターを3球続けたが、バムガーナーはカウント2-0からの3球目、インコースにきたカッターを強振。打球は大きな放物線を描き、左中間スタンドへ吸い込まれた。「レギュラーシーズンの試合なら良かったのにね」とバムガーナーは自身の一発を振り返ったが、昨季の開幕戦では2本塁打。今季もバムガーナーには野手顔負けのバッティングが期待できそうだ。

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