止まらないアクーニャ 3安打の活躍で打率は.432へ上昇

球界最高の有望株の勢いが止まらない。日本時間3月19日に行われたアストロズとのオープン戦に「3番・センター」で先発出場したロナルド・アクーニャ(ブレーブス)は先制タイムリーを含む5打数3安打1打点の活躍。オープン戦の打率は.432へ上昇した。

アストロズの先発は実力派右腕のゲリット・コールだったが、勢いに乗るアクーニャには相手投手の名前など関係なかった。1回表の第1打席でコールからレフトへのヒットを放つと、3回表の第2打席では一死三塁のチャンスで二遊間を破る先制タイムリー。その後2打席は凡退したものの、9回表の第5打席ではバディー・ボシャーズからレフトへ痛烈なヒットを放った。これでオープン戦は16試合に出場して打率.432、4本塁打、11打点、4盗塁、OPS1.247。20歳のルーキーらしからぬ大活躍を続けている。ブライアン・スニッカー監督は「彼は非常に優れた選手だね」と笑顔で語っており、最短ルートと見られる「4月中のメジャー昇格」が現実味を帯びてきたと言えそうだ。

© MLB Advanced Media, LP.