新「湘南丸」大さん橋でお披露目 21、22日イベント

 県立海洋科学高校(横須賀市)の新しい大型実習船「湘南丸」(696トン)が完成し、19日に横浜港に初入港した。県教育委員会は21、22日、竣工(しゅんこう)記念イベントを横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)で開く。

 湘南丸は、米ハワイなどへの遠洋航海を行い、船の運航やマグロはえ縄漁業の実習を行っている。新造船は国際的な環境規制に対応し、全長約65メートル、幅約10メートルとわずかに大きくなった。

 両日とも船内の一般公開が行われるほか、21日午後1時半と同3時の2回、海洋科学高の生徒が釣り上げたマグロの解体ショーが開かれる。同日は農業、工業、商業の県内各高校生の販売や実演、作品の展示も行う。

 24、25日は三浦市の三崎漁港花暮岸壁でも船体が披露される。マグロの解体ショーは24日午前10時半から。

 イベント開催時間は、21日午後1〜4時。22、24、25日午前10時〜午後4時(昼休み時間を除く)。いずれも参加無料。問い合わせは、県教委専門教育指導グループ電話045(210)8258。

 

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