日本代表、負傷者続出でピンチ! 頭を悩ませるハリル監督、DF酒井高徳を追加招集

追加招集された酒井高徳。このチャンスを活かせるか photo/Getty Images

日本サッカー協会(JFA)は20日、19日から27日まで行う欧州遠征において、ハンブルガーSVに所属するDF酒井高徳を追加招集することになったと発表した。なお、同日のトレーニングからチームへ合流する予定となっている。

15日に発表された招集メンバーでは、右サイドバックとしてマルセイユDF酒井宏樹と浦和レッズDF遠藤航が選ばれていた。しかし、前者は18日に行われたリヨン戦で右臀部を、後者は14日に行われたガンバ大阪戦で右股関節を負傷。これを受けて、右サイドバック2名の代表への合流を遅らせていた。ただやはり2人の出場は厳しいのか、代表発表会見で「バックアップは用意している」と述べていたヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、酒井高徳を追加招集した。

酒井高徳にとって、本大会メンバーの23名入りへアピールする絶好のチャンスだ。一方で、記者会見で「負傷者の続出」を懸念していたハリルホジッチ監督にとって、このさらなる負傷離脱は、本大会へ向けて大きな痛手となってしまったかもしれない。

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