「エデンは偽9番ではない」 ベルギー代表でアザールの最前線起用はあり得ない

チェルシーでは偽9番もこなすアザール photo/Getty Images

チェルシーに所属するベルギー代表FWエデン・アザールは、今季何度か最前線で偽9番としてのプレイを任されてきた。それはアルバロ・モラタ、オリヴィエ・ジルーの2人を100%信用できていないことが影響しているのだろう。そのためアザールは何度か本職とは異なる偽9番を担当してきた。

しかし、ベルギー代表でそれは起こらない。英『Daily Mail』によると代表監督ロベルト・マルティネスはアザールが偽9番でプレイすべき選手ではないと考えており、ベルギー代表が抱える自慢のストライカーたちがいる限りそうしたポジションチェンジは不要と語っている。

「エデンは偽9番ではないよ。チェルシーではペドロのような選手が彼の周りにいるが、我々はロメル・ルカク、ミッチー・バチュアイ、さらにはドーリス・メルテンスもその役割ができる。アザールをそこに置くことはないね」

ベルギー代表ではクリスティアン・ベンテケもメンバーに入れないほどセンターフォワードは充実している。基本はルカクが1番手となり、アザールは本来の左サイドからチャンスメイクする役割に集中できる。アザールは今季チェルシーでややフラストレーションの溜まるシーズンを過ごしていると言えるが、ロシアワールドカップでは本来の役割から最高の輝きを放てるだろうか。

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