平塚強殺で起訴 別の窃盗事件 2被告追送検

 昨年2月に平塚市の住宅で無職女性=当時(80)=を殺害してバッグなどを奪ったとして、強盗殺人罪などで起訴された男2人が、水戸市の別の女性宅からも現金を盗んだ疑いで、県警に窃盗容疑などで追送検されていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。

 追送検されたのは、東京都大田区、塗装工の男(23)と、奈良県香芝市、無職の男(22)の両被告。

 捜査関係者によると、追送検容疑は昨年2月27日昼ごろ、水戸市の女性(59)宅に侵入し、現金約10万円と金庫などを盗んだ、としている。女性は不在だったという。両被告とも容疑を認めている。

 両被告は、インターネットの掲示板で知り合ったとみられ、昨年2月21日ごろ、平塚市の無職女性を殺害し、バッグに入った現金などを奪ったとして、今年1月に逮捕された。両被告と共謀したとして、事件後に病死した男=当時(49)=も強盗殺人容疑などで書類送検されている。

 

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