アブレイユが左太ももを痛めるも早期復帰できる見通し

オープン戦も後半に突入し、各球団のロースター争いもし烈になってきた。試合で好成績を残してもチームの方針でマイナースタートになる場合や故障で開幕に間に合わない場合もある。ホワイトソックスでは主軸を担うホゼ・アブレイユが試合中に故障し途中交代する場面があった。

日本時間3月21日に行われたレンジャーズとのオープン戦でアブレイユは「3番・一塁」でスタメン出場。初回の第1打席に中安を記録したものの、続く2回裏の打席では無死一・二塁の場面で二塁への併殺打に倒れた。チームはその間に得点するもアブレイユは一塁へ向かう際に左太ももを痛めてしまった。その後、3回表が始まるときにマット・スコーレと交代し、ベンチへと退いた。

ホワイトソックスはアブレイユ交代後も完璧な投手リレーでレンジャーズ打線をシャットアウト。打線も2桁20安打10得点の猛攻で10対0とレンジャーズを圧倒した。試合後、リック・レンテリア監督はアブレイユについて「彼は太ももを痛めたけど軽くストレッチをしていたし、大きな痛みではなさそうだ。数日後には戻ってくると思う」とコメントしていた。

アブレイユはオープン戦で15試合に出場して打率.214 2本塁打 7打点の成績。チームの有望選手が台頭し、改革を進めていく中でアブレイユは打線の軸としての活躍が期待される。開幕まであと数日となり、彼が打線にいるといないとではチームに与える影響は大きく違ってくることだろう。まずはアブレイユの早期復帰を待つのみだ。

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