平戸、松浦、伊万里の魅力満載 観光連携協議会「ガイドブック」作製 お薦めグルメ、観光スポット紹介

 平戸、松浦、佐賀県伊万里の3市とその観光協会でつくる北松浦半島広域観光連携協議会(小松英史会長)は、3市のお薦めグルメや観光スポットなどの魅力が満載の「北松浦半島ガイドブック」を作製した。
 同協議会は昨年4月、周遊型観光を推進しようと発足。ガイドブックは新たな周遊プランを旅行業者や観光客に提案し、3市の活性化につなげようと約半年かけ作製した。
 北松浦半島までのアクセス手段や、伊万里から平戸までのバスやレンタカーでの移動時間の目安などを解説。見どころとして、極上の伊万里牛を購入できる直売所や、松浦で水揚げされた旬(とき)サバやトラフグを味わえる店舗などを紹介。世界文化遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「平戸の聖地と集落」に含まれる春日集落や安満岳、中江ノ島なども取り上げている。
 平戸観光協会の脇川親義事務局長は「ガイドブックを参考に旅の満足度を上げてほしい」と話している。ガイドブックはA4判でカラー15ページ。同協会やまつうら観光物産協会などで無料配布している。

北松浦半島ガイドブックをPRする脇川事務局長(右)ら=平戸観光協会

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