東北は大雪に警戒 関東は春の暖かさ

きのう21日から今朝にかけて、関東甲信の内陸や山沿いを中心に雪が降り、最深積雪は埼玉県秩父市で5センチ、山梨県河口湖町で33センチの積雪となりました。

東京都心でも、きのうは正午頃にはみぞれを観測し、都心の今シーズンの雪日数は11日となりました。東京で桜開花発表の後に雪となるのは3年ぶり。きょう22日(木)は次第に天気が回復し、気温の上がる地域が多くなる見通しです。

一方、東北では、上空の寒気と三陸沖に発達しながら進む低気圧の影響で、太平洋側を中心に暴風雪や高波に要警戒。湿った重たい雪となるため、着雪やなだれにも注意が必要です。低気圧の動きが遅く、東北はまとまった雪や雨となるおそれがあります。

気象予報士・江花 純

画像について:22日午後9時の予想天気図。

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