チャレンジ精神忘れず 自分の道歩む 希望を胸に 165人巣立つ 長崎総科大卒業式

 長崎総合科学大の卒業式が21日、長崎市網場町の同大グリーンヒルキャンパスの体育館であり、学部生や大学院生ら165人が新生活への希望を胸に学びやを巣立った。

 木下健学長が各学科・専攻の代表者に、卒業証書や学位記を授与。式辞で「変化の大きい社会の中で、これまで学んだことを生かして十分に力を発揮してほしい」と述べ、門出を祝った。

 工学研究科生産技術学専攻の平昂清さん(24)は大学院生を代表し「大学院での日々が自分自身を成長させてくれた。この経験を新たな社会人での生活に生かしたい」と決意。学部生代表の工学部工学科の岩永和久さん(22)は「どんなときもチャレンジ精神を忘れず、自分の道を歩みたい」と述べた。

卒業証書を受け取る卒業生=長崎市、長崎総合科学大の体育館

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