鈴鹿10時間の追加エントリー発表。BGT王者GRTグラッサーやBGTA王者グループM参戦へ

 鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは3月23日、8月24日〜26日に開催される第47回 サマーエンデュランス『鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10H)』のエントリーについて、追加の3台を発表した。

 伝統の耐久レースである鈴鹿1000kmが、2018年から新たにGT3の“世界一決定戦”として生まれ変わる鈴鹿10時間。すでに3月2日に最初の暫定エントリーリストが公開され、日本を中心にアジア各国、ヨーロッパ等から魅力的なエントリーが発表されていた。

 そんな鈴鹿10時間のエントリーに、新たに3台が加わった。1台は、2017年に激戦のブランパンGTシリーズでチャンピオンを獲得したGRTグラッサー・レーシングチーム。ランボルギーニの主軸チームのひとつであり、JLOCとともにランボルギーニ勢は強力な参戦体制が敷かれることになった。

 また、2017年からスタートしたブランパンGTシリーズ・アジアで、素晴らしい強さを披露した香港のメルセデスAMG・チーム・グループMレーシングの参戦が決まった。こちらもメルセデスAMGがサポートしており、ブランパンGTアジアの他にもマカオで開催されたFIA GTワールドカップにも参戦。その実力は折り紙付きだ。

 そしてもう1チームは、インターコンチネンタルGTチャレンジの開幕戦バサーストにも参戦したアメリカのブラックスワン・レーシング。こちらはポルシェ911 GT3 Rを使用するチームで、ポルシェ勢はマンタイ・レーシング、日本のapr、D’station Racingとともに5台が揃っている。

 これで鈴鹿10時間のエントリーは30台が決定。目標とされている50台まであと20台となった。最終的にどんな顔ぶれが揃うのか、大いに楽しみなところだ。

第47回サマーエンデュランス『鈴鹿10時間耐久レース』

暫定エントリーリスト(3/23)

Team Car Nationality

apr ポルシェ911 GT3 R 日本

ARN RACING フェラーリ488 GT3 日本

Audi Team アウディR8 LMS ヨーロッパ

Audi Team Hitotsuyama アウディR8 LMS 日本

Bentley Team M-Sport ベントレー・コンチネンタルGT3 イギリス

Bentley Team M-Sport ベントレー・コンチネンタルGT3 イギリス

Black Swan Racing ポルシェ911 GT3 R アメリカ

Callaway Competition シボレー・コルベットC7 GT3-R ドイツ

CARGUY Racing ホンダNSX GT3 日本

CarsTokaiDream28 ロータス・エヴォーラ ABA-122 日本

D’station Racing ポルシェ911 GT3 R 日本

D’station Racing ポルシェ911 GT3 R 日本

FIST-Team AAI BMW M6 GT3 台湾

GAINER ニッサンGT-RニスモGT3 日本

GOOD SMILE RACING&TeamUKYO メルセデスAMG GT3 日本

GRT Grasser Racing Team ランボルギーニ・ウラカンGT3 オーストラリア

Honda Team MOTUL ホンダNSX GT3 日本

HubAuto Racing フェラーリ488 GT3 台湾

JLOC ランボルギーニ・ウラカンGT3 日本

JLOC ランボルギーニ・ウラカンGT3 日本

KCMG ニッサンGT-RニスモGT3 香港

KCMG ニッサンGT-RニスモGT3 香港

Manthey-Racing ポルシェ911 GT3 R ドイツ

Mercedes-AMG Strakka Racing メルセデスAMG GT3 イギリス

Mercedes-AMG Team GruppeM Racing メルセデスAMG GT3 香港

Modulo Drago CORSE ホンダNSX GT3 日本

SATO,YAMASHITA-SS/Rn-sports メルセデスAMG GT3 日本

Strakka Racing メルセデスAMG GT3 イギリス

SUTEKINA RACING TEAM TBA 日本

TEAM UPGARAGE トヨタ86 MC 日本

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