レアルやチェルシー、リヴァプールまで…… モンチSD、人気急上昇中のローマ守護神について言及

ローマのゴールマウスを守るアリソン photo/Getty Images

ローマのスポーツディレクターを務めているモンチ氏が、移籍市場で人気急上昇中の守護神について口を開いた。

2016年夏に母国のインテルナシオナルからローマへ移籍したブラジル代表GKアリソン。加入初年度となる昨季は、正守護神にヴォイチェフ・シュチェスニー(アーセナルからレンタル加入)がいたため、主にカップ戦(ヨーロッパリーグとコッパ・イタリア)でチームのゴールマウスを守ってきた。

しかし今季は、そのシュチェスニーがユヴェントスへ移籍したため、アリソンがローマの正守護神に。ここまで公式戦37試合に出場しており、チャンピオンズリーグでは守備の要としてベスト8進出に貢献している。今季の活躍により、多くのクラブがアリソンの獲得に興味を示しているとされ、マドリードの2クラブやチェルシー、リヴァプールなども移籍先候補として挙がっている。

こういった状況の中、モンチSDがスペイン『COPE』のインタビューに応じると、アリソンの移籍話について「彼はブラジル代表でもスタメンで、今季はものすごい成長を遂げているね。チームの成長にも貢献してくれているよ。26歳だからまだまだ改善の余地はあるが、彼のパフォーマンスにはとても満足している。オファーについてかい? 毎日のように多くの噂がなされているが、現時点ではどのオファーも届いていないよ」と明かした。

アリソンの放出を避けるべく、ローマが契約延長の準備を進めているとの報道もある。今後の活躍次第では、本格的に獲得に動き出すクラブが現れそうだが、彼の去就はいかに。

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