盗伐相談、20年で「0件」 被害者の会へ県回答

 県内の山林所有者らからの盗伐・誤伐に関する相談が、県森林組合連合会(県森連)など林業関係3団体に過去20年間で計66件寄せられており、このうち「盗伐」は0件となっていることが、県のまとめで23日までに分かった。実態調査などを求めた県盗伐被害者の会(海老原裕美会長、44家族)の要望書に対し、県が回答した。係争中などで「状況不明」のケースも約3割あるものの、同会からは「実態と異なるのでは」と疑問の声も上がっている。

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