阪神のオープン戦最下位が確定 貧打深刻、オリに完敗で2勝12敗1分に

阪神はオリックスに2‐6で敗れオープン戦の最下位が確定

初回に3安打を集めて2点を先制するも、能見が5失点

 13年ぶりのセ・リーグ優勝を目指す阪神のオープン戦最下位が24日、確定した。この日京セラドーム大阪で行われたオリックスとのオープン戦に敗戦。15試合を終えて2勝12敗1分となり、オープン戦残り1試合を残して、2勝9敗2分の11位広島を上回ることが出来なくなった。

 初回に鳥谷の中前安打、福留の四球でチャンスを掴むと、ロサリオ、大山の連続適時打で2点を先制。幸先良く先手を奪ったものの、先発の能見が踏ん張れず。2回に吉田正に2ランを浴びるなど4点を失って逆転されると、4回にも1点を失った。左腕は4回8安打5失点と結果を残せずに降板した。

 打線も2回以降は凡打の山。初回に3本の安打を集めたが、2回以降は、4回に俊介が放った二塁内野安打、9回先頭の福留の右前安打のわずか2安打のみ。相変わらず貧打は解消されずに敗れ去った。オープン戦はわずか2勝で、残りは1試合に。開幕に向けて、浮上のキッカケは掴めるだろうか。

(Full-Count編集部)

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