日本三大音楽フェス(フジロック、サマソニ、ロッキン)の違いとは?

今年も夏フェスシーズンが到来しましたね!この時期は毎週色々なところで音楽フェスが開催されています。

中でも、日本三大音楽フェスは音楽好きなら誰しも行ってみたいと思うのではないでしょうか。

日本では、一般的に

・FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)
・SUMMER SONIC(サマソニ)
・ROCK IN JAPAN(ロッキン)

が三大音楽(ROCK)フェスとされています。

「どれも聞いたことはあるけど、どう違うの?」
「どうせ行くなら自分に合ったフェスに行きたい!」

という方のために、今回はそれぞれの特長や違いをまとめてみます。三大フェスに行こうか考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、北海道で行なわれるRISING SUN ROCK FESTIVALを加えて四大音楽フェスと言われることもあります。

FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)

フジロックは、1997年から続いている野外ロックフェスで、3つの中でも一番歴史があります。

昨年(2016年)は3日間で延べ125,000人を動員しました。

広大な自然とおいしいご飯
フジロックの特長として真っ先に挙がるのは、広大な自然でしょう。第3回の1999年から現在まで、新潟県の苗場スキー場で行なわれています。

大自然の中で音楽を聴ける、という他の2つにはない非日常的な空間です。

また、フジロックでは世界各国のバラエティに富んだフェス飯が食べられます。大自然の中で食べるご飯は格別です。

過酷な環境
フジロックで大変なのが、「利便性」の悪さです。

東京からだと、一時間半ほど新幹線に乗り、そこからさらにシャトルバスで40分となかなか遠いです。

会場に着いても、トイレが少なかったり、雨で地面が田んぼのようにぬかるんでしまったりと、準備をしておかないと悲惨な目に遭ってしまいます。

費用がかかる
チケット代や交通費、食費、宿泊費だけでも三日続けて参加するには7万円〜10万円ほどかかり、さらに必要なキャンプ用品(テント、寝袋、マットなど)や装備(雨具やトレッキングシューズなど)を一から集めるとなると、かなりの金額が必要になってきます。

とはいえ他の音楽フェスではお目にかかれない海外の大物アーティストが出演するのも事実。
それだけのお金をかける価値は大いにあります。

SUMMER SONIC(サマソニ)

出典:Summer Sonic

サマーソニックは、毎年8月に東京と大阪の2会場で開催されるロックフェスです。

東京はZOZOマリンスタジアムと幕張メッセ、大阪は舞洲のサマーソニック大阪特設会場となっています。

人気で流行のアーティストが多い
先ほど紹介したフジロックは、人気のアーティストが集まるというよりかは、どちらかというと一定の人から絶大な人気を持つアーティストが集まります。

一方のサマソニは、J-POP・洋楽ともに人気で流行のアーティストが集まります。

また、洋楽にJ-POP、ROCKやアイドルなどジャンルレスで幅広いラインアップであるのもサマソニの特徴の一つです。

アクセスがバツグン
サマソニの会場は幕張と舞洲と二つあり、各都道府県からアクセスしやすい場所になっています。

最寄駅から幕張メッセには徒歩で行くことができるので、バスの待ち時間などもなく快適に移動できます。これこそサマソニが「都市型」フェスと呼ばれる所以です。

ROCK IN JAPAN(ロッキン)

出典:rockin'onフェスOFFICIAL on Twitter

ロッキンは、茨城県の国営ひたち海浜公園で行われるロックフェスで、2014年から4日間開催されています。

昨年は各日67,500人を動員し、総動員数が270,000人と国内最大の動員を誇ります。

ラインナップは国内アーティスト限定
ロッキンの最大の特徴といえば、出演するアーティストが国内のアーティストに限られていることです。

J-POPなど日本の音楽は好きだけど、洋楽はあまり興味がないという方にオススメです。

会場が広い
3つのフェスの中でも一番会場面積が広く、ステージも大きいです。ただその分移動するのも大変です。

一番端のステージから端のステージに移動するには、15分〜20分ほど歩かないといけませんし、人気アーティストのステージが反対のステージであると、大勢の人が移動するので思うように進めなかったり…。

真夏の炎天下で一日中動き回るのは厳しいものがあるので、しっかりと自分用のタイムスケジュールを用意してフェスに臨むのがいいでしょう。

帰りは要注意
会場の国営ひたち海浜公園は、最寄駅から少し距離があるので、駅まではシャトルバスを使う人が多いです。

ですがこのシャトルバスは予約制ではなく、整列乗車なので数十分待つこともあります。

電車やバスでなく、車を利用する方も気をつけなくてはいけません。駐車場はとてつもなく広いので、自分がどこに車を駐めたかしっかり覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。三大フェスの中で自分に合うものは見つかりましたか。

総括すると、

◆大自然に囲まれて音楽を聴きたいという方は、フジロックがオススメ!

◆夏フェスデビューしたいという方は、アクセスもよく、ラインナップの豊富なサマソニがオススメ!

◆日本のアーティストをメインに聴きたいという方は、ロッキンがオススメ!

という感じですね。

音楽フェスは言葉では語れない高揚感と興奮が待っているので、ぜひ一度体験してみてください。

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