川崎の複合ビルにシェアハウス 従業員寮部分改装し20室

 食品包材会社「ヨネヤマ」の旧本社(川崎市川崎区日進町)で築50年以上の建物をリノベーション(大規模改修)した複合ビル「unico(ウニコ)」内に、シェアハウスがオープンした。従業員寮だったスペースを一新した。

 名称は「川崎日進アパートメント85(ハチゴー)」。古い建物の味わいを生かしつつ新しい雰囲気を加味した。広さ7〜13平方メートルの居室が20室あり、天井は高め。共用スペースにはリビング、キッチン、シャワールームがある。

 昨年夏に開所したunicoはオフィスや工房、カフェなどが入る5階建てのA棟と4階建てのB棟などで構成し、シェアハウスはB棟の3、4階を使った。

 シェアハウスの運営会社「相楽ホーム」は、A棟のオフィスや工房で働く「職住接近型」の入居も提案していきたい考えだ。カフェで入居者向けの特別メニューも用意する。

 家賃4万5千〜6万3千円、共益費1万5千円(水道、光熱費、インターネット使用料含む)。JR川崎駅東口から徒歩10分。問い合わせは、相楽ホーム電話044(223)7478。

 

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