水星探査機の愛称募集 JAXA 4月9日まで 相模原市中央区

愛称を募集している水星磁気圏探査機「MMO」

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では4月9日(月)までJAXA相模原キャンパス(由野台)で組立てを行った水星磁気圏探査機「MMO」の愛称募集キャンペーンを行っている。

 今回愛称を募集する「MMO」は欧州宇宙機関(ESA)と共同で進める国際水星探査計画においてJAXAが開発を進めている。太陽系で最も内側に位置する水星の周辺環境や磁気圏の解明を主な目的としており、2018年度にESAが開発する探査機とともにフランス領ギアナから打ち上げられ、2025年に水星へ到着する予定だ。

 JAXAでは探査機に対して親しみを持ってもらおうと、愛称を募集。愛称の条件は探査機そのものや水星をイメージできること、発音しやすいこと、過去に打ち上げられた日本の人工衛星などと同じ名前でないことなど。応募はJAXAの公式ホームページから可能で、選考委員会での審査を経て愛称を決定。採用された人には認定書と記念品が付与される。

 JAXAでは愛称とともに「MMO」本体に載せるメッセージも同時に募集している。応募にかかわる詳細はJAXA公式ホームページで確認を。

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