エンゼルスのキャンプ終了 大谷は紅白戦に出場し2失点

開幕まで残り数日となり、注目の1つとしてはエンゼルスの大谷翔平がどのような形で試合に出場できるかどうかがある。オープン戦と練習試合を含め二刀流として試合に出場し経験を積んでいる。日本時間3月25日に行われたチームの紅白戦に投手として出場し好投した。

オープン戦では投手として2試合に出場して0勝1敗 防御率27.00、打者としては10試合に出場して打率.107 1打点と数字こそ良くないが、投手では158キロを計測したり、打者ではメジャーの投球に慣れようとしている。既に周囲からは「マイナーでスタートすべき」との声も挙がっている中でも必死だ。。今回の紅白戦では打者21人に対して85球を投げて2安打 5奪三振 2失点だった。これまでの実践登板では制球に苦しむ場面が多く見られ、この試合でも6四死球と苦い結果となったものの、大谷本人は手ごたえを感じているようだ。

大谷は試合を振り返り「今回はスプリットを中心に投げようと思っていたので序盤から多めに投げることができてよかった」とコメント。また、マイク・ソーシア監督も「素晴らしい投球だった」と納得の表情。この日でエンゼルスのキャンプが終了し、チームはロサンゼルスに移動した。大谷は「開幕のために準備できることはすべてやった」と納得の表情でチームの本拠地に戻っていった。

キャンプ最終日で投手として収穫を得た大谷。残るは打者としての最終調整で日本時間3月26日から始まるドジャースとの練習試合3連戦の中で指名打者として出場することになった。既にメジャーで開幕という現地報道もある中で大谷はどのような形で開幕を迎えるのだろうか。

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