2014ブラジルワールドカップをドイツ代表が制した時、欧州勢が完全にサッカー界を支配したかと思われた。2002日韓ワールドカップでブラジル代表が優勝して以降、2006ドイツ大会、2010南アフリカ大会、2014ブラジル大会と3大会続けて欧州のチームが優勝してきたからだ。
しかも前回大会はブラジルでの開催で、優勝候補はもちろんブラジルだった。しかしそのブラジルをドイツが7-1で撃破してしまい、欧州と南米の力量差は大きく開いたようにも見えた。
しかし、今南米勢が反撃に出ようとしている。現在は世界各国で国際親善試合が行われているが、そこで南米勢が驚異の成績を残しているのだ。大きな話題を呼んだのがコロンビア代表で、敵地であのフランス代表を3-2で撃破。これはワールドカップで同じグループHに入る日本代表にとって何とも嫌な結果だ。
その他にもブラジルが開催国ロシアを3‐0で粉砕、ウルグアイ代表はチェコ代表を、アルゼンチン代表はイタリア代表、ペルー代表はクロアチア代表をそれぞれ2‐0で撃破している。
もちろんこれは親善試合で、ここで結果を出しているからといってワールドカップでも好成績を残せると保証されるわけではない。しかし南米勢が脅威なのは確かで、スペイン『MARCA』も南米勢がワールドカップ前に状態を上げてきていることに注目している。
近年は欧州勢がワールドカップで結果を出してきたが、ロシアの地で南米勢が意地を見せることになるかもしれない。
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