『Gazzetta dello Sport』は25日、「ラツィオのオランダ代表DFステファン・デ・フライは、インテルへの加入に合意した」と報じた。
ステファン・デ・フライは今季ラツィオとの契約が満了になる予定となっており、クラブとの交渉もすでに決裂している。
フリーエージェントになれば移籍金もかからないため、多くのクラブが彼の獲得に関心を示していた。
マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナ、リヴァプール、ユヴェントスなどが獲得に乗り出していたという。
しかし今回報じられたところによれば、彼は既にインテルへの移籍を決めているとのこと。
インテル側から提示された条件は、年間420万ユーロ(およそ5.4億円)という給与だったという。
デ・フライはその提示に満足しており、契約書にサインすることにも合意しているようだ。
また、同じ『Gazzetta dello Sport』は「ユヴェントスのガーナ代表DFクワドウォ・アサモアが、インテル加入に合意した」と報じている。
29歳になるアサモアは、ユヴェントスとの契約が今季限りとなっており、それを更新することを拒否しているという。
これまでもガラタサライなどへの移籍が報じられてきたが、今夏ついにチームを離れることになるようだ。
インテルが提示しているのは3年契約+年俸350万ユーロ(およそ4.5億円)という条件であり、アサモアはそれに同意しているという。
アサモアは本来ミッドフィルダーであるが、左サイドバックでのプレーも得意としている選手だ。
ガラタサライにローン移籍している長友佑都は、夏にインテルへ復帰する可能性がある。彼にとっては強力なライバルの加入となるはずだ。