かつて柳沢敦や小笠原満男がプレーしたメッシーナは現在セリエDを戦っている。
このほどイジェア・ヴィルトゥスとのダービーが行われたのだが、そこで思わぬ退場劇があったようだ。
『GianlucaDiMarzio.com』などによれば、21歳のGKアルマンド・プリスコが試合中におしっこをしたことで退場になったという。
最後の最後に耐え切れずに…という感じだったようだ(退場シーンは動画2分29秒~)。
アルマンド・プリスコ(メッシーナGK)
「1日に水を2~3リットルほど飲むんだ。
まずスタジアムに着いて、最初の水を貰った。それから、ウォーミングアップ、さらにロッカールーム、そしてハーフタイムに。
我慢できなかった。(どうにか気を紛らわそうと)動き回ろうとしていたし、変な人に見えただろうね。
なので、交代のためにプレーが止まったのを見た時、ここがチャンスだと思った」
アルマンド・プリスコ(メッシーナGK)
「広告ボードの裏でストレッチをする振りをしたんだ。
誰も気付いていなかった、残念なことにレフェリー以外はね…。
すぐに謝ったし、抗議もしなかった。
でも、これははっきりさせたい。自分は卑猥なことは何もしていない。
スタジアムに多くの子供がいたことは分かっていたし、やっていること(排尿)をごまかすために精一杯のことをやろうとしたんだ。
正しいことではなかったけれど、本当に我慢できなかったんだよ!」
どうやら必死に我慢して、ゴールでもじもじしていたようだ…。
実はこの日ベンチスタートだったプリスコ。先発したGKが負傷したために出番が回ってきた形だった。
その彼まで退場でいなくなってしまったため、メッシーナはフィールドプレイヤーが急遽代役GKを務めるはめになったそう。なお、試合は0-0の引き分けで終了している。