ジェラール・ピケ2世などと言われることもあるマンチェスター・シティ所属のイングランド代表DFジョン・ストーンズが苦戦している。
ストーンズはジョゼップ・グアルディオラの下で大きく飛躍すると期待されており、世界ではスタンダードになっている足下の技術に優れるセンターバックがイングランド代表にも生まれると期待されていた。グアルディオラもストーンズのポテンシャルを認めて辛抱強く起用してきたのだが、ここ最近は状況が異なる。
ストーンズは年明け以降リーグ戦では僅か3試合しか出場していないのだ。主将のヴァンサン・コンパニが戻ってきたことに加え、今冬にはアスレティック・ビルバオからアイメリック・ラポルテが加入。ニコラス・オタメンディも加えての定位置争いが起きており、ここ最近はオタメンディとコンパニのコンビが多い。
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のバーゼル戦1stレグ、アーセナルとのカラバオ杯決勝ではオタメンディとコンパニが先発しており、ストーンズはいずれもベンチから試合を見守っている。
英『Daily Mail』はストーンズがロシアワールドカップを戦うイングランド代表では最終ラインのファーストチョイスになるはずと伝えており、先日のオランダ代表との親善試合でもストーンズは先発フル出場している。
それでも現在クラブで出場機会を失っていることは気がかりで、同メディアはこれがイングランド代表にも悪影響を与えないか気にしているようだ。今回代表に召集されているハリー・マグワイアも経験が浅く、アルフィー・モーソンとジェームス・ターコウスキーに関しては初召集だ。センターバックはイングランド代表のウィークポイントとも言えそうだが、ストーンズも試合勘が不安となれば誰が柱となるのだろうか。
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