参院予算委員会は27日午前、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざんを巡り、佐川宣寿(さがわ・のぶひさ)前国税庁長官の証人喚問を実施した。佐川氏は安倍晋三首相や官邸側からの指示を否定。改ざんについて「官邸に報告することなく、財務省理財局の中で行った」と述べた。自身の認識時期を含めた関与を問われると「刑事訴追の恐れがある」と証言を拒否。首相や昭恵夫人の名前を文書から削除した理由も「経緯に関わる話だ」と答えなかった。
佐川氏、官邸の指示否定 森友問題で証人喚問
- Published
- 2018/03/27 17:06 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 14:35 (JST)