26日にセリエA最優秀監督賞『パンキーナ・ドーロ』が発表され、2016-17シーズンはユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が同賞を受賞した。
「黄金のベンチ」を意味する『パンキーナ・ドーロ』は、前シーズンのセリエAで最も活躍した監督に送られる栄誉ある賞。監督投票によって決められ、これまでファビオ・カペッロ監督やマルチェロ・リッピ監督、カルロ・アンチェロッティ監督など、多くの名将たちが手にしており、日本代表を率いたアルベルト・ザッケローニ監督も2度受賞している。
昨年は僅差でナポリのマウリツィオ・サッリ監督に敗れ、惜しくも連続受賞を逃していたアッレグリ監督。伊『Repubblica』など複数メディアによると、今年は2位のジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督（アタランタ）と8票差の19票を獲得し、2年ぶり3度目の受賞を果たした。なお、3位は7票を獲得したサッリ監督となっている。
そんなアッレグリ監督は「まずは、この賞を与えてくれた選手たちに感謝したい。そして、今日ここに私を立たせてくれたスタッフ、この権威ある“ベンチ”に座らせてくれたクラブにこの賞を捧げたい」と喜びを語った。
昨季は他の追随を許さず、前人未到のセリエA6連覇を成し遂げたユヴェントス。今季はナポリと熾烈なスクデット争いを繰り広げているが（第29節終了時点で勝ち点2ポイント差）、このまま最後まで逃げ切ることができるのか。最優秀監督に選ばれたアッレグリ監督のリーグ終盤の手腕にも注目したいところだ。
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