MonotaRO、佐賀に初の無人店舗オープン

 工業・建築向け各種工具などの通販事業を手掛けるMonotaRO(モノタロウ、社長・鈴木雅哉氏)は来月2日、IoTプラットフォーム、リモートマネジメントなどのサービスを手がけるオプティム(社長・菅谷俊二氏)と共同で佐賀大学本庄キャンパス内に事業者ユーザー向け無人店舗「モノタロウAIストアpowered by OPTiM」をオープンする。約2千アイテムの間接資材販売の実証実験を行い、顧客の利便性を追求していく。

 佐賀大学本庄キャンパス内に延床面積約100平方メートルの店舗を新設。切削工具や研磨材などの工具、軍手、作業服、テープなどの作業用品、素材、材料などの研究用品まで約2千アイテムを販売する。

 利用はMonotaro.comの登録ユーザーが対象で、スマートフォン端末からの専用アプリ「モノタロウ店舗」を使用して入店し、カメラで商品バーコードを読み取るだけで購入・決済ができる。

 今回の店舗オープンにあたり、オプティムと業務提携。ネット通販での注文から配送までのリードタイム、店舗販売における人件費などの課題を解決するビジネスモデルの実証実験を実施する。

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