瀧上工業、賄賂等不正事案の再発防止状況など公表

 瀧上工業(社長・瀧上晶義氏)は27日、16年10月に同社社員が中部地方整備局の発注工事に関して贈賄などで起訴されたことを受け、賄賂等不正事案に関する再発防止の対応状況について発表した。

 実施状況について(1)「コンプライアンス宣言」(2)「経営トップのコミットメント」(3)「コンプライアンス体制の見直し」(4)「違反行為を未然に防止するための方策」(5)「違反行為が行われていないのかのチェックと情報収集の仕組み」(6)「適切な人事管理」(7)「コンプライアンスの日の設定」の項目別に再発防止内容や実施時期などを公表した。

 そのうち「違反行為を未然防止するための方策」において、営業活動等コンプライアンスガイドラインを策定し、従業員に周知したことや、瀧上社長を委員長とする再発防止委員会による実践的、継続的な研修を実施したこと、交際・接待費申請制度を整備したことなど、活動状況を取りまとめた。

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