厳しさなの中に、面倒見の良さと修了生の結束力が魅力
第一印象は修了生同士の結束力の固さ。ジャパンドローン2018の一般社団法人ドローン大学校(東京都)ブースを覗くと、お茶や缶コーヒーにどら焼きが出され、修了生達の“休憩所”となっている。代表理事の名倉真悟さんの人柄なのか、ブースには常に修了生が溜まり、ドローン談義が交わされ、これがビジネスにまで繋がることもあるという。
同校は今年1月、東京キャンパスを台場からビジネスの中心、千代田区の大手町に移転し「大手町キャンパス」に改めた。カリキュラムも、これまでのいつからでもスタートできるシステムから、名古屋キャンパスと同じ定期性に変更した。
また、5月には岡山県笠岡市に新たに「瀬戸内キャンパス」を開校する。このキャンパスは、ドローン大学校の卒業生によって運営される。
瀬戸内は離島や中山間地が多く、2018年度にはドローン物流も新たなフェーズにはいることもあり、ドローンが期待される地域だけにニーズは高そうだ。
ドローン大学校は独自のカリキュラムに定評があり、テキストもオリジナルで、アップデートされるたびに修了生にも配布され、より実戦的な修了生向けのカリキュラムも開催されている。「修了してからが本当のおつきあい」を謳っているだけに「修了生がドローンビジネスによって利益を得ることが、ゴールだと私たちは考ている」という方針通り、卒業生の結束が固いのもうなずける。
■一般社団法人ドローン大学校HP
https://dronecollege.ac/