【ジャパンドローン2018・発見!】実機の固定翼無人航空機を展示した日本海洋 日本海洋株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:鈴木敏夫)は、ジャパンドローン2018の展示ブースに、実際の飛行が可能な固定翼無人航空機システムのBRAMOR ppXを展示した。

3.5時間の連続飛行と耐風速30m/sの固定翼

固定翼無人航空機システムのBRAMOR ppX

 日本海洋は、以前から展示会で固定翼無人航空機システムのBRAMOR ppXを紹介していたが、これまではモックアップの機体を展示していた。今回のドローンジャパン2018では、実際に輸入した実機を展示した。BRAMOR ppXは、最長3.5時間の連続飛行が可能で、時速は約60km/h。耐風速は30m/sで、一般的なマルチコプターに比べて、かなりの強風でも飛行できる。その飛行方法は、約5分で組み立てられるという専用のカタパルトで発射し、着陸時はパラシュートを開いて降下する。実機写真の左側に開いている箇所が、パラシュートの収納部分になる。
 実機の輸入に際して、現地で同社の社員が飛行研修を受けてきたという。近く、日本国内での試験飛行を計画している。

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