Liberawareとホロラボ、HoloLensを活用したドローン・ナビゲーションシステムを共同開発 株式会社Liberaware(千葉県千葉市)と株式会社ホロラボ(東京都品川区)は、 HoloLensを活用したドローンナビゲーションシステムを共同開発したと発表した。

音声認識やジェスチャ認識等で遠隔操縦を可能に

 小型産業用ドローンは、 これまで人の手によって行われていた狭所空間の点検業務における工数の削減や作業者の精神的負担を軽減する、 といった効果が期待されてる。 特に床下や天井裏・配管路など、 従来型ドローンの位置特定に必要なGPS(衛星測位システム)が取得できない場所での活用に対するニーズは高く、 効果的なソリューションが求められている。

 産業分野に特化した小型産業ドローンの開発を行う株式会社Liberaware(千葉県千葉市)は、 小型産業用ドローンの持つポテンシャルをさらに引き出せるような新しいユーザー・インターフェイス創出を目標とする中で、 HoloLensの様々な機能に着目し、 ホロラボ(東京都品川区)と共同で“音声認識”や“ジェスチャ認識”等で「遠隔操縦を可能とするシステム(※)」を開発した。
 また、 今回の取り組みを「Microsoft Innovation Award 2018」でデモンストレーションを実施し、 ファイナリストに選出された。

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