マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバが、亡き父の誕生日に鮮やかゴールを決めた。
27日に行われたロシア代表との国際親善試合で、スターティングメンバーに名を連ねたポグバ。キリアン・ムバッペの先制ゴールで1点リードして迎えた49分、ペナルティエリア手前で得たFKのキッカーを任されると、直接ゴールを狙う。カーブ回転がかかったボールは壁を越えて鋭く落ち、ゴール左に突き刺さった。なお、試合は、68分に1点を返されたフランス代表だが、83分にムバッペがこの日2点目のゴールを決め、ロシア代表に3-1で勝利している。
華麗なFKを直接沈めたポグバは、ゴール後にユニフォームを捲り上げ、インナーシャツに書かれた手書きのメッセージを披露。そして両手で空を指差し、天を見つめるパフォーマンスを行なった。英紙『THE Sun』などによると、この日は昨年5月に入院先の病院で亡くなったポグバの父の誕生日だったようだ。そのため、亡き父へバースデイゴールとメッセージを捧げたという。試合後に自身の公式Twitterを更新したポグバは「父さん、誕生日おめでとう。僕や兄弟を空から見守ってくれてありがとう」と綴っている。
亡き父のためにも、ポグバのさらなる活躍に期待したい。W杯でもその存在感を発揮することができるのか。
参照元:YouTube