相模原の魅力全国へPR 大学生3人が観光親善大使に

 相模原の魅力を全国にPRする12代目の相模原市観光親善大使が決まり27日、同市内で委嘱式が行われた。

 18~44歳の応募者34人から選ばれたのは、高橋英礼奈(えれな)さん(19)=緑区、所谷(ところたに)彩香さん(21)=緑区、山村香織さん(20)=中央区の3人。いずれも大学生。任期は4月1日から1年間。7、8日の「市民桜まつり」が初仕事となる。

 委嘱式後、市役所に加山俊夫市長を表敬訪問。昨年に続き2度目の観光親善大使となった高橋さんは「人の温かさに気付くことができた1年だった。まだやり残したことがあり、2年目の挑戦をさせていただいた」、所谷さんは「どの年代にも記憶に残る市の魅力を発信していきたい」、山村さんは「人と話すことが大好きで、明るく元気に地域の方々と交流したい」とそれぞれ抱負を語った。

 加山市長は「気張らずに楽しみながら頑張っていただきたい」と激励した。

 訪問には元F1レーサーで市終身名誉観光親善大使の片山右京さん(54)も同席した。

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