ガーデンネックレス旭区会場 花と緑の祭典始まる ガーデンベア記念碑の設置も 横浜市旭区

初日には「ガーデンベア」のモニュメント除幕式も行われた

 花と緑のイベント「ガーデンネックレス横浜」が3月24日から、「里山ガーデン」(上白根町・よこはま動物園ズーラシア隣接地)と「みなとエリア」(港の見える丘公園など)で始まった。昨年、両会場で開催された「第33回全国都市緑化よこはまフェア」で高まった、花や緑に対する市民の関心を継続していく取り組みの一環。「里山ガーデン」では緑化フェアのシンボルキャラクター「ガーデンベア」のモニュメントの除幕式も行われ、イベントの開始を盛り上げた。

 昨年、市内2会場で開催された「第33回全国都市緑化よこはまフェア」には全体で約600万人が来場。そのうち「里山ガーデン」には約33万人が足を運んだ。

 市は花と緑に対する市民の関心を継続し、自然環境を推進していく「ガーデンシティ」構想の一環として「ガーデンネックレス横浜」を開催。「里山ガーデン」は5月6日(日)まで、「みなとエリア」(港の見える丘公園・山下公園・日本大通り・横浜公園など)は6月3日(日)まで。

 開催初日の24日には、花や緑を愛する機運を継承していくために「里山ガーデン」に設置された、緑化フェアのシンボルキャラクター「ガーデンベア」のモニュメントの除幕式も実施。主催者としてあいさつに立った平原敏英副市長は「花と緑はまちづくりの大事な要素」と思いを述べ「里山ガーデンの最大の見どころ大花壇をぜひ楽しんでください」と話した。また、「ガーデンベア」を制作した伊藤有壱さん((有)アイトゥーン取締役代表)は「昨年の緑化フェア終了後、モニュメント制作の依頼をいただいた。花と緑の記憶のレガシーとなれば」と思いを語った。

「里山」2度目の春公開

 「里山ガーデン」は昨年開催された緑化フェアの会場として整備された場所。よこはま動物園ズーラシアに隣接しており、将来的には横浜動物の森公園 植物公園として整備される予定だ。同会場は緑化フェア終了後、昨年秋に限定公開されたものの、通常は公開されていない。春の公開は1年ぶりとなる。

 最大の見どころは、市内最大級約1ヘクタールの大花壇。「花霞(はながすみ)の丘」をテーマに、パンジー・ビオラなどの春らしいパステルカラーの彩が楽しめる。そのほか、さまざまなサクラや菜の花、チューリップなども順次見ごろを迎える。また、同会場では、土曜・日曜・祝日に「ガーデンピックづくり」「缶バッチづくり」「ランプづくり」などのワークショップが行われるほか、キッチンカーによる飲食物の販売も行われる。

 問い合わせは【電話】050・5548・8686(NTTハローダイヤル)、または「ガーデンネックレス」ホームページへ。

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