メッツ・コンフォート 早ければ来週にも戦列復帰へ

昨年9月に左肩の手術を受け、今年5月1日の戦列復帰を目指していたマイケル・コンフォート(メッツ)の復帰時期が早まりそうな気配だ。日本時間3月30日、サンディ・アルダーソンGMは早ければ日本時間4月6日にもコンフォートが戦列に復帰できる見込みであることを明らかにした。

コンフォートは日本時間3月27日に遡って10日間の故障者リストに登録されており、戦列復帰できるのは最短で日本時間4月6日。アルダーソンは今後数日のうちにコンフォートのコンディションを判断し、戦列復帰の可否を判断する方針であることを明言している。もし、戦列復帰の準備が整っていないと判断された場合には、マイナーリーグの試合に出場し、調整を行うことになる可能性が高い。

ただし、コンフォートはスプリング・トレーニングの期間中にオープン戦やマイナーの練習試合に出場しており、打撃に関しては万全に近い状態まで回復していることを球団は把握している。戦列復帰の可否は、センターの守備をどの程度こなせるか次第ということになりそうだ。

昨季のコンフォートは打率.279、27本塁打、68打点、OPS.939と自己最高のシーズンを過ごし、チームから唯一オールスター・ゲームに選出。リードオフマンに定着し、1番打者として20本塁打を放った。先週の時点で「復帰はかなり近いと思うよ」と話すなど、コンフォート自身も戦列復帰の日が近付いていることを実感しており、まもなくメッツ打線に強打のリードオフマンが戻ってくる。

なお、コンフォートが戦列に復帰した際には、開幕戦に「1番・センター」で先発出場したブランドン・ニモが控えに回り、コンフォートは昨季同様にリードオフマンを務める予定。好打のニモと好守のフアン・ラガレスがベンチに控える贅沢な布陣となるが、人員余剰の感は否めず、不安を残すブルペンの補強のために、ニモないしラガレスをコマとしたトレードを仕掛ける可能性もありそうだ。

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