一昨年、フィリピン1部リーグで17試合17得点と大爆発し、同リーグのMVPに輝いた嶺岸光。
日本生まれ日本育ちながら母親が国籍を持つフィリピン代表入りしており、AFFスズキカップにも出場を果たした。
嶺岸の他、浦和レッズユース出身の佐藤大介も所属するそんなフィリピンはこの3月、2019年アジアカップに向けた予選でタジキスタンと対戦。見事2-1と勝利し、本大会出場を決めた。
そんな快挙を成し遂げた嶺岸は試合を終えてTwitterを更新。思いの丈を綴った。
この日は出場機会のなかった嶺岸。
それでも、フィリピン史上初となるアジアカップ出場を決め、「フィリピン代表でフィリピンの為にサッカーする事を決めたのは間違いじゃなくそうしなければいけない事だったんだと運命的な事も感じた日でした」と記した。
嶺岸にとって、代表選択でフィリピンを選んだことは大きな決断だったはず。しかし、その選択が間違いではなかったことが証明され、感慨に浸っていたようだ。
アジアカップは2019年大会から出場国が拡大しており、24ヶ国が参加する。
フィリピンはそうしたレギュレーション変更の恩恵を受けた形だが、もちろん日本と対戦する可能性もある。
嶺岸も注目する本大会の組み合わせ抽選会は、今月27日（金）に予定されている。
