多言語対応の観光アプリ配信 江ノ電

 江ノ島電鉄は、訪日外国人客向けに沿線の観光情報を提供する多言語アプリ「Enoshima−Kamakura Guide(エノシマ−カマクラ ガイド)」を30日から無料配信する。

 2020年東京五輪に向けて、これまでニーズの高い英語、中国語に加え、フランス語、スペイン語にも対応。スマートフォンやタブレット端末の基本ソフト(OS)言語に合わせて自動表示する。

 在日外国人へヒアリング調査し、「好きな場所」「母国の人に紹介したい」という声が多かった藤沢・鎌倉エリアの観光スポットと、富士山や夕日が楽しめる湘南の名所など計30カ所を写真付きで解説。1日で回りたい場所を選びやすいように紹介数を絞り込んだという。

 施設の営業時間や利用料、参拝料といった情報のほか、神社仏閣での参拝の仕方や電車・バスの乗車方法、駅近くのコインロッカーの場所など「かゆいところに手が届く情報」(同社)も掲載し、利便性を高めた。

 Android(アンドロイド)端末は「Google Play」、iPhone(アイフォーン)端末は「App store」で、アプリ名で検索してダウンロードできる。

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