W杯優勝候補フランス代表に不安あり コシェルニー「才能ある若手は多いけど、メンタリティには疑問ある」

若手が多いフランス代表 photo/Getty Images

フランス代表は2018ロシアワールドカップで優勝候補に挙げられる強豪チームだが、全体的に若いのが不安なポイントだ。キリアム・ムバッペ、アントニー・マルシャル、ウスマン・デンベレ、サミュエル・ウムティティなど10代から20代前半の選手が主力となっており、国際大会での経験は不足気味だ。

仏『RMC』によると、代表の中で32歳とベテランのアーセナル所属DFローラン・コシェルニーも若手の出来がワールドカップの結果を大きく左右すると見ている。コシェルニーは、「僕たちは才能豊かな若手の多いチームだ。若手たちは多くの才能を持っているけど、メンタリティには疑問もあると思う。フットボールではタレントある選手を11枚置くだけでは不十分だ。グループにならないと」と語っており、若手のメンタル部分を気にかけている。親善試合では活躍出来ても、ワールドカップとなれば空気は全く別のものとなる。

そのフランスは今回のナショナルマッチウィークにコロンビア代表、ロシア代表と対戦し、コロンビアには2-0とリードしたところから3点を奪われて逆転負けを喫した。ロシアには勝利したが、米『ESPN』は「ドイツ、ブラジル、スペインはもう準備ができている。明日ワールドカップが開幕しても戦えるだろう。だが、フランスはまだ準備ができていない」と取り上げている。コロンビア戦で2点のリードをコントロールできないなど、不安定なところもある。

指揮官ディディエ・デシャンがどこまで若手のメンタルをコントロールできるのかが大きなポイントになりそうだが、若手選手たちはロシアの地で本来の実力を発揮できるか。

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