いきなりの大暴れ!スタントンが開幕戦で2ホーマー

【ヤンキース6-1ブルージェイズ】@ロジャース・センター

新加入の長距離砲が開幕戦でいきなりその真価を見せつけた。昨年12月に電撃トレードでヤンキースに加入したジャンカルロ・スタントンが敵地トロントでの開幕戦に「3番・指名打者」で先発出場し、2本塁打を含む3安打4打点の大活躍。開幕戦での2本塁打は球団史上7人目であり、1963年のジョー・ペピトーン以来実に55年ぶりの快挙だった。

スタントンは1回表の移籍後初打席で右中間へ1号ツーランを叩き込み、9回表に回ってきた第5打席ではセンターへ特大の2号ソロ。5回表のタイムリー二塁打と合わせて、3安打4打点の大活躍を見せた。開幕投手のルイス・セベリーノは5回2/3を無失点に抑える力投を披露し、その後は強力ブルペン陣の出番。3番手のデリン・ベタンセスが1点こそ失ったものの、最後はアロルディス・チャップマンが二者連続三振で試合を締めくくった。初陣を白星で飾ったアーロン・ブーン監督は「とても楽しい試合だった」と充実感を滲ませながら開幕戦を振り返った。

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