一審は合憲15 違憲状態1 衆院選「1票の格差」 広島で終結

「1票の格差」が最大1・98倍だった昨年10月の衆院選は憲法違反だったとして、升永英俊弁護士らのグループが広島、山口両県内の小選挙区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、広島高裁(三木昌之裁判長)は30日、格差を合憲と判断し、請求を棄却した。二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部で提訴した同種訴訟16件は東京、広島両高裁など15件が合憲、名古屋高裁が違憲状態と判断して一審が終結した。

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