「将来、強いレスリング選手に」 衣笠小4年・本多さん全国V報告

 先月開かれた「全国少年少女選抜レスリング選手権大会」で優勝した横須賀市立衣笠小4年の本多正虎選手(10)=写真(左から2人目)=が29日、同市役所を訪れ、上地克明市長に優勝の喜びを報告した。

 大会は2月24~25日に都内で開かれ、本多選手は男子の部小学4年生39キロ級で優勝。4歳からレスリングを始め、現在は同市公郷町にあるクラブチーム「ネクサスレスリングチームヨコスカ」で練習に励んでいる。

 上地市長にメダルを見せて優勝を報告した本多選手は「今まできつい練習をしてきたから、試合が終わった時はすごくうれしかった。将来は強くて攻められる選手になりたい」。防衛大レスリング部監督も務める同チームの勝目力也監督(44)は「格上で強豪ばかりの中、持ち前の粘り強さで勝つことができた。体が柔らかくて手が長く、相手の技をしのぐ力が優れている」と目を細めた。

 上地市長は「おめでとう。これからも頑張ってほしい」と激励した。

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