甲冑、着て見て作って 愛好家ら70点展示あすまで

 厚紙製の手作り甲冑(かっちゅう)の展示会が4月1日まで、伊勢原市東大竹の市中央公民館で開かれている。真田幸村や伊達政宗、井伊直政らが愛用したと伝えられる甲冑をイメージして製作した約70点が展示されている。

 愛好家グループ「伊勢原手作り甲冑隊」が実際に作品を見てもらい、新規メンバーを募ろうと主催した。甲冑隊の会員は小学生から90代まで112人。10月の「伊勢原観光道灌まつり」の武者パレードなど市内外の観光イベントに参加し、伊勢原をPRしている。

 山口靖之隊長(79)は「作る、飾る、着て歩く、の三つの楽しみが味わえる」と、展示会への来場や甲冑隊への参加を呼び掛けている。

 入会には4月15日から9月16日まで全15回開かれる手作り甲冑教室に参加し、甲冑を自作することが条件。小学生から参加でき、材料代として1万9千円が必要。問い合わせは、甲冑隊事務局電話0463(95)2385。

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