合同入社式で初々しく ウエインズグループ新入社員

 横浜トヨペット、トヨタカローラ神奈川、ネッツトヨタ神奈川をはじめ、県内大手の自動車販売会社などで構成するウエインズグループ(宮原郁生代表)の合同入社式が31日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれた。新年度を前に一足早い式典で、グループ9社の新入社員163人は激動の自動車業界での活躍を誓った。

 宮原代表は、電気自動車、燃料電池自動車、自動運転、カーシェアリング、そして日本の少子高齢化、人口減などを挙げ、自動車業界が100年に1度という大変革期にあることを強調。「変化に真正面から取り組むことが求められている。力を合わせれば変化を乗り越えていける」と訴え、「互いの絆を強くして頼もしい仲間になってほしい。若い力を発揮して会社を盛り上げてほしい」と、新入社員に呼び掛けた。

 新入社員を代表してネッツトヨタ神奈川の阿部幸太郎さん(22)が「常に新しい技術や社会の動きに興味を持ち、お客さまとのつながりを大事にして仕事に打ち込んでいきたい」と決意表明。また、在籍社員を代表してトヨタカローラ神奈川の高橋剛史さん(34)がエンジニア9年の経験談を語り「車を直すだけでは駄目。お客さんに喜んでもらって完了する。たくさんのお客さまから愛されるスタッフになってほしい」と歓迎の言葉を贈った。

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