県公社、営農2社提訴 諫干農地 明け渡し求め

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 国営諫早湾干拓事業の干拓農地を管理する県農業振興公社が、干拓地で営農する2社を相手に農地の明け渡しを求めて長崎地裁大村支部に提訴したことが31日、分かった。
 提訴は29日付。関係者によると、2社はマツオファーム(松尾公春社長)とグリーンファーム(勝田考政社長)。いずれも農地利用権の更新手続きを巡り、提出書類の不備などを理由に、同公社から3月末での契約解除と立ち退きを求められていた。2社が要求に応じない姿勢を示していることから、提訴に踏み切ったという。
 2社は、同公社などが予防措置を怠り、同事業でできた調整池からカモが飛来し作物を食い荒らされたとして、同公社や県、国に対し、計200万円の損害賠償を求める訴訟を長崎地裁に起こしている。