『Reuters』は31日、「北朝鮮代表監督を務めていたヨルン・アンデルセン氏が退任した」と報じた。
ヨルン・アンデルセン氏は1963年生まれの55歳。元ノルウェー代表選手で、引退後は主にドイツやギリシャで指導者を務めていた。
キッカーズ・オッフェンバッハやマインツ05、カールスルーエ、オーストリア・ザルツブルクなどで指揮を取ったあと、2016年から北朝鮮の代表監督に就任していた。
彼はそれからE-1サッカー選手権(旧東アジアカップ)やアジアカップ2019本大会への出場を決める結果を残してきた。
しかし火曜日にアジアカップ予選突破を決めた後、彼は契約を更新したくないと話したという。
ヨルン・アンデルセン 「私は残りたくない。面白かったし、たくさんのことを学んだ。多くのことを経験してきた。
しかし経済状態があまり良くないので、ここに残ることは出来ないんだ。
2年間が過ぎた。そして私は次のステップを踏む。アジアに残りたいと思っているよ。
チームは強くなったよ。アジアカップ予選、そして昨年の日本での試合(E-1)を見てきた。
私がここに来た時、2つの目標があった。E-1選手権の出場、そしてアジアカップ予選突破だ。
3つ目の目標もあった。プレースタイルを変えることだ。ここに来た時、彼らはロングボールを蹴って走るしかなかった。戦術なしに戦っていた。
今、我々はようやく『サッカー』ができるようになった。進歩しているし、戦術的にもいい。私にとっては、これが最も重要だ」
「次の仕事に関するオファーはいくつかあるが、まだどこに行きたいかは決めていない。
まだオープンだよ。たくさんのことを学んだから、アジアで働きたいと思っている。
私は北朝鮮で2年間働いてきた。そして、チームをよく開発してきたと思うよ」