長崎市民早朝野球 103チーム5ヵ月の熱戦へ 第60回記念大会が開幕

 第60回記念長崎市民早朝野球大会(長崎市民早朝野球協会、長崎市、長崎新聞社、NBC長崎放送主催、長崎市教委後援)は1日、市総合運動公園かきどまり野球場で開会式が行われ、103チームによる約5カ月間のトーナメント戦が開幕した。試合は4日に始まる。
 昨年Aクラスを制した野母崎ストリートビーツを先頭に、A、B、C、マスターズ各クラスのチームが入場行進した後、白濱重晴大会会長が「還暦の節目を迎え、軟式野球の普及に貢献した歴史の重みを感じている。シニアクラスの創設も検討したい」とあいさつ。田上富久市長が「健康的にスポーツを楽しむ早朝野球の原点を皆さんのプレーで示してほしい」と祝辞を述べ、野母崎ストリートビーツの北村龍一郎主将が「正々堂々戦い抜く」と選手宣誓した。
 第1回大会から唯一出場している長崎新聞社をはじめ、40回以上出場の9チーム、審判を30年以上務めた石井悟さん、20年以上審判を務めた田縁和廣さんと馬場博仁さんの永年表彰もあった。
 式後は60回記念のエキシビションゲーム「早朝野球選抜(60歳以上)-長崎マリンマスターズ(県生涯軟式野球協会)」を実施。五回まで行い、長崎マリンマスターズが9-5で打ち勝った。

力強く選手宣誓する野母崎ストリートビーツの北村主将=長崎市総合運動公園かきどまり野球場

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