スモークが試合終盤に2打席連発!逆転勝利の立役者に

【ヤンキース4-7ブルージェイズ】@ロジャース・センター

昨季38本塁打と大ブレイクを遂げたジャスティン・スモーク(ブルージェイズ)の活躍は、どうやら1年限りのフロックではなさそうだ。日本時間4月2日のヤンキース戦では7回裏に1点差に追い上げる1号ツーランを放ち、8回裏には前打者のジョシュ・ドナルドソンが敬遠された直後、二死満塁の場面で2号逆転グランドスラム。4打数3安打6打点の大活躍で、チームに逆転勝利をもたらした。

先発のマーカス・ストローマンが3回表に4点を失い逆転を許したブルージェイズは、なかなか反撃のきっかけを掴めずにいた。しかし7回裏、この回から登板したトミー・ケインリーから先頭のドナルドソンが四球を選んで出塁し、スモークがセンターへライナーで飛び込む1号ツーラン。8回裏にはデービッド・ロバートソンから二死二、三塁のチャンスを作り、ドナルドソンの敬遠後、またしてもスモークがセンターへ2号逆転グランドスラムを叩き込んだ。スモークは打率.467、2本塁打、8打点、OPS1.529の好成績でヤンキースとの開幕シリーズ4連戦を終え、ジョン・ギボンズ監督は「彼は素晴らしいスタートを切ったね。今日の彼以上のパフォーマンスを見せるのは難しいよ」とスモークの活躍ぶりを絶賛。以前とは別人のような好打者に変貌を遂げたスモークは、今季も素晴らしい活躍を見せてくれそうだ。

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