ウィリアムスが6回無安打無失点の好投で今季初勝利

【パイレーツ1-0タイガース】@コメリカ・パーク

前日の試合が雨で流れ、開幕早々にダブルヘッダーが組まれることになったパイレーツ対タイガースの第1戦は両先発の好投により、手に汗握る投手戦が展開された。タイガース先発のマイケル・フルマーは8イニングを4安打1失点に抑える好投を見せたものの、それに投げ勝ったのがパイレーツ先発のトレバー・ウィリアムス。6イニングを投げて5つの四球を与えるなど、制球はやや不安定だったが、タイガース打線をノーヒットに封じ、今季初勝利をマークした。

パイレーツは1回表にグレゴリー・ポランコのタイムリー二塁打で1点を先制。その後はフルマーの好投の前に追加点を奪うことはできなかったが、ウィリアムスが走者を出しながらも三振ゲッツーを含む3つの併殺を奪うなど、タイガースに反撃を許さなかった。ウィリアムスの後を継いだマイケル・フェリース、ジョージ・コントス、フェリペ・リベロの3投手もそれぞれ1イニングを無失点に抑え、完封リレーを達成。パイレーツのクリント・ハードル監督は「彼は試合を通して荒れ気味だったね」と与四球の多さに注文を付けつつも、「我慢強く投げてくれた」とウィリアムスの力投を称えていた。

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