きょう2日は全国的に気温が高く、東・西日本の内陸部や南西諸島では25℃を超えた所があった。
午後2時までの最高気温は、大分県豊後大野市で27.1℃(平年差+10℃)、佐賀県伊万里市で27.0℃(平年差+10℃)。岡山市では、今年初めて25℃以上の夏日となった。
きのう1日までの1週間の平均気温は、北~西日本にかけては平年差+3℃以上の地点が多くなったが、沖縄・奄美では平年差+2℃以内におさまっている。この方面は、6日(金)までは気温がおおむね平年並みで推移する予想だが、その後は寒気が流れ込んで平年より低くなる見込み。特に、7日(土)頃からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり低くなりそうだ。このため、沖縄気象台と鹿児島地方気象台はそれぞれ、沖縄・奄美に「低温に関する異常天候早期警戒情報」を発表し、農作物の管理や今後の気象情報に注意するよう呼びかけている。
なお、最新の1か月予報(3月29日発表)によると、沖縄・奄美は7日からの1週間は平年に比べて晴れの日が多く、降水量は平年に比べて少ないと予想される。沖縄・奄美は、きのうまでの10日間、一部の地域を除いて雨がほとんど降っていない。今後は、低温とあわせて、雨の少ない状態に対しても注意が必要になりそうだ。