沖縄・奄美で少雨傾向続く 週末以降は気温低い 異常天候早期警戒情報

異常天候早期警戒情報(4月7~16日における平均気温の予報)出典=気象庁ホームページ

 きょう2日は全国的に気温が高く、東・西日本の内陸部や南西諸島では25℃を超えた所があった。
 午後2時までの最高気温は、大分県豊後大野市で27.1℃(平年差+10℃)、佐賀県伊万里市で27.0℃(平年差+10℃)。岡山市では、今年初めて25℃以上の夏日となった。
 
 きのう1日までの1週間の平均気温は、北~西日本にかけては平年差+3℃以上の地点が多くなったが、沖縄・奄美では平年差+2℃以内におさまっている。この方面は、6日(金)までは気温がおおむね平年並みで推移する予想だが、その後は寒気が流れ込んで平年より低くなる見込み。特に、7日(土)頃からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり低くなりそうだ。このため、沖縄気象台と鹿児島地方気象台はそれぞれ、沖縄・奄美に「低温に関する異常天候早期警戒情報」を発表し、農作物の管理や今後の気象情報に注意するよう呼びかけている。

前1週間の気温、降水量、日照時間の平年差・比 出典=気象庁ホームページ

 なお、最新の1か月予報(3月29日発表)によると、沖縄・奄美は7日からの1週間は平年に比べて晴れの日が多く、降水量は平年に比べて少ないと予想される。沖縄・奄美は、きのうまでの10日間、一部の地域を除いて雨がほとんど降っていない。今後は、低温とあわせて、雨の少ない状態に対しても注意が必要になりそうだ。

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